クレアチニンクリアランスを計算する

血液検査結果の血清クレアチニン値(CrまたはCre、単位 mg/dL)と、計算に用いる体重を入力してください。入力値と結果はブラウザ内だけで処理され、当サイトには保存されません。

kg
体格による体重の選び方は下記の注意点を確認してください。
mg/dL

薬の用量調整や診断には使えません

CCrは推算値です。薬剤ごとに参照する腎機能指標、体重の選び方、用量調整条件が異なります。処方薬や市販薬を自己判断で中止・増減せず、検査結果と服薬内容を医師または薬剤師に確認してください。

CCr計算式(Cockcroft-Gault式)

このクレアチニンクリアランス計算では、成人の推算に用いられるCockcroft-Gault式を使用します。計算結果の単位は mL/min です。

対象計算式
男性(140 − 年齢)× 体重(kg)÷[72 × 血清クレアチニン(mg/dL)]
女性男性の計算結果 × 0.85

この式は血清クレアチニン値が安定している成人を前提とした推算式です。急性腎障害などで値が急に変化しているとき、妊娠中、小児、非常に高齢の人、筋肉量が大きく異なる人では誤差が大きくなる可能性があります。

クレアチニンクリアランス計算の使い方

1. 検査値を確認

健康診断や血液検査結果から、CrまたはCreと記載された血清クレアチニン値を確認します。単位は mg/dL を使用します。

2. 年齢・性別・体重を入力

検査時点の年齢と、医療者から指定された計算用体重を入力します。体格によって適切な体重の扱いが変わる点に注意してください。

3. 結果を相談材料にする

表示されたCCrは薬の変更を決める値ではありません。eGFR、尿検査、病歴、服薬内容と一緒に医師・薬剤師へ提示してください。

計算例と結果の見方

65歳男性、計算用体重60 kg、血清クレアチニン1.00 mg/dLの場合、CCrは次のように計算します。

(140 − 65)× 60 ÷(72 × 1.00)= 62.5 mL/min

同じ条件で女性を選ぶと、62.5 × 0.85 = 約53.1 mL/minです。年齢が高くなる、計算用体重が小さくなる、または血清クレアチニン値が高くなると、式上のCCrは低くなります。

ただし、数値だけで腎臓病の有無や薬の適量は判断できません。検査値の推移、脱水の有無、筋肉量、尿所見、現在使用している薬などによって解釈が変わります。

CCrとeGFRの違い

比較項目CCr(Cockcroft-Gault式)eGFR
主な入力年齢、性別、体重、血清クレアチニン年齢、性別、血清クレアチニン
表示単位mL/minmL/min/1.73m2
主な使われ方一部の薬剤で腎機能に応じた用量を検討するときの参考健診やCKD評価で腎機能を把握するときの参考
注意点体重の選び方で結果が変わる体格が標準から大きく外れる場合は体表面積補正の影響を受ける

CCrとeGFRは目的、式、単位が異なるため、同じ人でも数値は一致しません。健診結果の理解にはeGFR計算ツール、Cockcroft-Gault式の確認にはこのCCr計算ツールというように使い分けてください。

計算時に注意したいケース

  • 肥満・低体重・浮腫がある:実体重、理想体重、補正体重の選択で結果が変わります。医師・薬剤師が指定した体重を使用してください。
  • 筋肉量が少ない・多い:寝たきり、切断、低栄養、筋肉量の多いアスリートなどでは、血清クレアチニンを使う推算に誤差が生じやすくなります。
  • 血清クレアチニンが急に変化している:急性腎障害や脱水など、腎機能が安定していない状況では推算式の前提から外れます。
  • 薬の調整を考えている:添付文書や診療上の基準が参照する指標は薬剤ごとに異なります。表示値だけで服薬を変更しないでください。

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参考にした専門情報

クレアチニンクリアランス計算のよくある質問

腎臓が血液中のクレアチニンをどの程度除去できるかを表す目安です。このページでは採尿を行う実測法ではなく、年齢・性別・体重・血清クレアチニン値から推算するCockcroft-Gault式を使用します。

同じではありません。使用する式、体重の有無、単位、利用目的が異なります。比較するときは数値だけでなく、どちらの指標を使った結果かを確認してください。

体格によって実体重、理想体重、補正体重のどれを使うかで結果が変わります。肥満、低体重、浮腫などがある場合は、医師または薬剤師が指定した計算用体重を入力してください。

健康診断や血液検査の結果表に「Cr」「Cre」「血清クレアチニン」などと記載されます。入力前に単位が mg/dL であることを確認してください。

変更できません。薬剤ごとに用量調整の条件が異なり、腎機能以外の要素も確認する必要があります。処方薬や市販薬については医師または薬剤師へ相談してください。